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古きを活かし、新しきを造る
能登ヒバを使用した築43年のリノベーション。
抗菌・防虫・消臭などの効果を持つ石川の県木「能登ヒバ」をシロアリ・カビ・匂いの対策としてフローリング、下地材、棚板などに採用し、
築43年とは思えない心地よい空間となった。
既存の書院や障子を活用した土間続きのLDK、個室、水回りを住みよい間取りへ1F部分をフルリノベーションした。
雪見障子と書院を生かし、床は無垢の能登ヒバ、壁には能登珪藻土、天井にシナ合板をあしらう。
既存木材の経年変化の深みと新設木材のナチュラルな色味がミックスされた唯一無二の空間となった。既存の縁側は土間空間に変更し外とのつながりを持たせ、大開口の窓から光が差す。
古き良きものは活かし、新たな快適空間を実現した。