旗竿地に建つ大屋根のプロポーションが印象的な住まい。
屋根のシルエットが内部の勾配天井に現れる構成とし、天井高さにメリハリをつけたLDK空間とした。
コの字の間接照明と、奥庭からの陽射しをバーチカルブラインドが優しく受けとめ、内外の光量を整えることで空間に落ち着きを与えた。
床は能登ヒバのフローリング、天井にはフレキシブルボードを採用し、異なる素材の質感が対比的に表れる空間とした。
テレビボードや畳敷きの小上がりを能登ヒバの集成材で一体的に仕上げ、自然素材の肌触りを感じられるインテリアを造作した。